Mahorama

答えられる空間

Answerable space

フロントに集まる館内の「どこですか」に、24 時間・多言語で答えます。 ただし複数の棟やフロアにまたがる施設では、設備の一覧を読み上げるだけでは 答えられない質問が増えます。Mahorama は建物のつながり方を持っているので、 そこに経路と根拠を付けて答えられます。

こんな質問に答えます

以下は検証用施設(4フロアの複合型ホテルを模した構成)に実機で聞いた回答です。 日本語のカードは長い回答から要点を抜き出しています。英語のカードは実機の出力そのままです。

ベビーカーで行ける朝食会場はどこですか?
2階のレストラン「雅」です。ベビーカーで利用できます。 ベビーカー可 根拠付き
大浴場まで段差なしで行けますか?
行けます。段差のない経路で約 46 m です。 段差なし 距離つき
2階の多目的トイレへの行き方を教えてください。
段差のない経路で約 34 m です。 段差なし 階をまたぐ経路
Can I get to the hot spring bath without steps?
No starting point was given, so this is the route from “Front Desk”. Front Desk (1F) → Lobby (1F) → Elevator (1F) → Elevator (B1) → Hot Spring Bath (B1). about 46 m, step-free. 英語で質問 段差なし 出発地の仮定を明示
Lobby to pool by wheelchair
Lobby (1F) → Elevator (1F) → Elevator (3F) → Pool (3F). about 38 m, step-free. 英語で質問 段差なし 階をまたぐ経路

同じ施設に、日本語でも英語でも聞けます。施設の名前は日本語で登録されていて、 英語の呼び名を別に持たせてあります。だから「hot spring bath」で聞かれても 「大浴場」にたどり着きます。

情報の一覧では答えられない質問がある

営業時間や設備の一覧は「平らな事実」です。読み上げれば答えになります。

しかし「ベビーカーで行けるか」「段差なしでたどり着けるか」「どう行けばいいか」は、 建物のつながり方——どの階に何があり、どこからどこへ行けて、 途中に段差があるか——を知らないと、答えようがありません。

Mahorama はこのつながり方を、施設ごとに持っています。だから経路を計算して答えます。

設計上こだわっていること

案内は、間違えたときの損害が大きい領域です。

  • 段差のない経路は計算で出す

    館内のつながりと段差を一つずつたどって計算します。生成 AI の作文には任せません。

  • 営業時間はルールで判定

    開いているか閉まっているか、停止中の設備かどうかは、規則で判定します。

  • 曖昧なら勝手に確定しない

    同じ名前の設備が複数の階にあるときは、候補を提示します。誤った案内を出しません。

  • 回答に根拠を付ける

    答えの引用元は施設のデータ内に限定します。存在しない設備を作り出しません。

導入の流れ

  1. 撮影する

    館内を歩いて動画で記録します。専用の機材は必要ありません。

  2. 構造にする

    AI が空間の構造を抽出し、人が内容を確認して確定します。自動生成をそのまま公開しません。

  3. 答えられる状態にする

    確定した知識に対して、ゲストの自然な言葉での質問に答えられるようになります。

現在の状況

このページの回答例は、合成データで構築した検証用施設のものです。 実在する施設の導入事例ではありません。

エンジンは実際に動作し、上記の回答は実機での出力です。一方で、 実施設への導入はこれからです。導入実績はまだありません。 隠さずに書いておきます。

最初の導入施設を探しています

1 施設目は、費用ではなく「一緒に確かめること」をお願いしたいと考えています。 次のような施設を想定しています。

  • 複数のフロアや棟にまたがる、あるいは段差・迂回があり、館内の移動が分かりにくい施設
  • 館内案内・ゲスト対応を担当する部署と、意思決定できる責任者がいる
  • 撮影のために館内へ立ち入る許可をいただける
  • 導入前後の変化(問い合わせ件数など)の測定にご協力いただける
  • 結果を事例として公開させていただける

進め方も、先に書いておきます。

期間を決めて始めます。開始前に、期間と、終了時に確認する指標を合意します。 期間が終わったら測定結果を一緒に確認し、そのうえで続けるかどうかを決めます。 続けない場合にお預かりした施設のデータをどう扱うかも、開始前に取り決めます。

パイロット期間中の費用はいただきません。ただし、その後の通常提供は有償です。 続ける場合に、改めてご相談します。

施設の種類・規模と、いま案内で困っていることを一言添えていただけると助かります。

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